・ASIOS『UMA事件クロニクル』(彩図社、2018年8月8日)世界を騒がせた有名なUMA事件を、年代ごとにじっくり考察。多彩な執筆陣が、生物学、心理学、民俗学、文学等々、様々なアプローチで、その真相に迫る。あまり日本の媒体では紹介されてこなかった貴重な情報も盛りだくさん。 |
・武田雅哉 加部勇一郎 田村容子編著『中国文化 55のキーワード』(ミネルヴァ書房、2016年4月10日)手前味噌ながら、執筆担当した第5章「不思議なものども」の、「31 聖獣と珍獣」では現代の聖獣としての長白山<天池怪獣>を、同「32 怪獣と怪物」では未確認動物・神農架<野人>について言及した。 |
・伊藤龍平『ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承』気鋭の伝承文学研究者が、2ちゃん・SNS・動画サイト上の「都市伝説的なもの」がいかに流通・受容されているかを解き明かす。 |
・佐藤健寿『ヒマラヤに雪男を探す: X51.ORG THE ODYSSEY アジア編』(河出文庫、2015年4月7日)『X51.ORG THE ODYSSEY』のアジア部分を、大幅に増補改訂して文庫化。 |
・高野秀行/角幡唯介『地図のない場所で眠りたい』(講談社、2014年4月24日/講談社文庫、2016年10月14日)) 早稲田大学探検部出身のふたりによる、講談社ノンフィクション大賞同時受賞記念対談集。 |
・シャルル・フレジェ『『WILDER MANN(ワイルドマン)欧州の獣人—仮装する原始の名残』(青幻社、2013年11月1日) |
・根深誠『イエティ ヒマラヤ最後の謎“雪男”の真実』(山と渓谷社、2012年7月5日) |
・高野秀行『未来国家ブータン』(集英社、2012年3月30日) |
・角幡唯介『雪男は向こうからやって来た』(集英社、2011年8月31日/集英社文庫、2013年11月25日) |
・伊藤龍平『江戸幻獣博物誌―妖怪と未確認動物のはざまで』(青弓社、2010年10月) |
・高野秀行『アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン』(講談社、2009年9月/講談社文庫、2013年9月)高野アニキの最新作。今度はベトナムの謎の猿人「フイハイ」、奄美の妖怪「ケンモン」、アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」を追う! |
・伊藤龍平『ツチノコの民俗学―妖怪から未確認動物へ 』(青弓社、2008年8月) |
・見越敏宏『私が愛したヒバゴンよ永遠に~謎の怪物騒動から40年』(文芸社、2008年4月15日) 40年前のヒバゴン騒動時、現地・西城町の町役場で、世界でただひとりの「類人猿係」に配属された当事者の回顧録。 |
・花里孝幸『ネッシーに学ぶ生態系』(岩波書店、2008年3月19日) 著者は生態学者で、ネス湖における巨大生物の生存の可能性について、データを積み上げ、湖の生態系の面から分析していく。まず、ネッシーがいると仮定した場合、湖には「植物プランクトン→動物プランクトン→魚→ネッシー」という食物連鎖が成立していることになるとのこと。それぞれの栄養段階にいる生物群におけるエネルギー量は、より上位になるにしたがって、減っていく。 |
・高野秀行『怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道』(集英社文庫、2007年9月) 前作、 『怪獣記』(講談社、2007年7月)に続き、今回も、ファンには嬉しい未確認動物探検記です。 |
・高野秀行『怪獣記』(講談社、2007年7月 講談社文庫、2010年) ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしっぱなしで、一気に読んでしまった。今回、高野さんが捜索に向かったのは、謎の怪獣・ジャナワールが棲むといわれる、トルコのワン湖。ネットで話題となったジャナワール動画の真贋を確かめる、というのが、今回の調査の発端だが、調べ始めるうちに、意外な事実が次々に発覚! 現地へ飛び、怪獣事件に関わった人々、宗教組織に属する大学教授や、極右の政治家や、うさん臭い観光ボート経営者、等々、ひとクセもふたクセもあるような人物から、ワン湖周辺の純朴な地元民(目撃者含む)たちまで、次々とアタックしていくのだが、その精力的な取材には、いつもながら脱帽である。 |
・佐藤健寿『X51.ORG THE ODYSSEY』(夏目書房、2007年5月、新装版2008年12月) ほぼ全ページを、美しいカラー写真が飾り、オカルトをネタにした本とは思えないくらい、実にアートな作り。パラパラとめくって、写真をながめているだけでも飽きない。UFOや未確認動物にまつわるミステリースポットを巡った「芸術写真集」としても、充分通用するほどの一級品なのだが、本書の本当の凄さは、著者の行動力・取材力・資料収集能力の確かさに裏打ちされた、各ミステリー現象への考察の明晰さにある。 |
・佐久間誠『謎の未確認動物UMA 既存のUMAに対する概念が変わる科学的解説』(桃園書房、2007年5月) 知る人ぞ知る人気UMAサイト「謎の巨大生物UMA」の書籍化。 著者は生物を専門にされていた方で、その分析は、昨今のオカルト志向のUMA本、妖怪志向の幻獣本とは一線を画す。あくまで生物学的見地から、様々なUMA事例にメスを入れ、正体はこの生物かも、あるいはこんな現象かも、 |
・田中雅司『未確認動物UMAの真実』(小学館スクエア、2006)COMING SOON! |
・U-MAT『世界UMA-未確認生物-探検記』(ミリオン出版、2004)これまでのUMA本とは一線を画す意欲作。 |
・高橋好輝ら編『2003イエティ捜索隊全記録』(イエティ・プロジェクト・ジャパン、2004年10月) 2003年に朝日新聞社の後援でイエティ(雪男)探しをした、日本人探検家からなるグループ2003イエティ・プロジェクト・ジャパンの活動報告書『2003イエティ捜索隊全記録』がまとめられ、このたび購入可能になりました。とは言っても、残念ながら一般の書店などでは買えません。ほしい方は、電子メールで同プロジェクトへ直接注文してくださいませ。 |
・木乃倉茂『神秘の現世動物ツチノコの正体』 (三一書房、2002) 帯のタイトルは、こうです。ツチノコを飼育して、観察して、記録にまとめた男がいた! |
・手嶋蜻蛉『神秘の現世動物ツチノコの正体』(三一書房、2002)COMING SOON! |
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中根研一『中国「野人」騒動記』(大修館書店あじあブックス、2002)
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高野秀行『怪しいシンドバッドー愛と野望のアジア・アフリカ・南米』(朝日出版、1997)
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・佐瀬稔著『残された山靴』(山と渓谷社、1999)
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・高野秀行『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫、2003)
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・平川 陽一『ネッシー60年の軌跡それでも生きている 』 (ワニ文庫、1994)
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・堀江豊『恐竜探検物語 生きていたバイカルザウルス』(東洋経済新報社、1993)
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・杏子『伝説の水路ーネッシーを探してー』(角川書店、1993)
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・山口直樹『幻のツチノコを捕獲せよ!!』(学研ムーブックス、1989)
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・山本素石『幻のツチノコ』
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・山本素石『逃げろツチノコ』(二見書房、1983/復刻版は山と渓谷社、2016年10月20日)
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・宇留田俊夫、南川泰三『ドキュメント野人は生きている 中国最後の秘境より』(サンケイ出版、1981)
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・尾崎啓一『雪よ雪山よ雪男よ』(時事通信社、1976)
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・長谷川善和『怪物ネッシーを見た!?』(日本交通公社出版事業部 、1976)
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・実吉達郎『謎の雪男追跡! 未確認動物か? 新人類か?』(徳間書店、1975) |
・康芳夫『ネッシーはそこにいる—ネス湖国際探検隊の記録』(浪曼、1974)
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・谷口正彦『雪男をさがす』(文藝春秋、1971)
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・沼田茂『世界の怪獣』(大陸書房、1969)
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・徳岡孝夫『ヒマラヤ 日本人の記録』(毎日新聞社、1964)
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・林寿郎『雪男 ヒマラヤ動物記』 (毎日新聞社、1961)
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・竹節作太『ヒマラヤの旅』(ベースボール・マガジン社、1957)
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・竹節作太『ヒマラヤの山と人』(朋文堂旅窓新書、1955)
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実録・探検ドキュメント・個別研究(邦訳)
・ダニエル・C・テイラー著、森夏樹訳『イエティ 雪男伝説を歩き明かす』(青土社、2019)
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・ダニエル・ロクストン、ドナルド・R・プロセロ著/松浦俊輔訳『未確認動物UMAを科学する モンスターはなぜ目撃され続けるのか』(化学同人、2016) |
・レドモンド オハンロン著/土屋 政雄訳『コンゴ・ジャーニー』〈上〉〈下〉(新潮社、2008)
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・ロバート・マイケル・パイル著/竹内和世訳『ビッグフットの謎 怪物神話の森を行く』(三田出版界、1997)
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・周正著/田村達弥訳『中国の「野人」類人怪獣の謎』(中公文庫、1991)
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・ロイ・P・マッカル著/南山宏訳『幻の恐竜を見た』(二見書房、1989)
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・キャリー・ミラー著『怪獣と恐竜』(佑学社、1978)
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・ニコラス・ウィッチャル著/中山善之訳『ネス湖からの最新調査報告 ネッシーの謎』 (ケイブンシャ、1976) |
・アンガス・ホール著/桐谷四郎訳『ネッシーと雪男』(学研、1976)
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・ミッチェル・グラムリー著/浜洋訳『謎の巨人族』 (大陸書房、1975) |
・ジェイムズ・B・スィーニ著/日夏響訳『図説・海の怪獣』 (大陸書房、1974)
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・ダニエル・コーエン著/小泉源太郎訳『怪獣の謎』(大陸書房、1973) |
・ティム・ディンスデール著/南山宏訳『ネス湖の怪獣』(大陸書房、1973)
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・ジョン・A・キール著/南山宏訳『四次元から来た怪獣』(大陸書房、1973)
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・F・W・ホリデイ著/和巻耿介訳『古代竜と円盤人』(大陸書房、1973)
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・S・ラウィッツ著/小野武雄訳『ゴビ砂漠を越えてーヒマラヤに住む雪男ー』(鳳凰社、1958)
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・レーフ・イザード著/村木潤次郎訳『雪男探検記』 (ベースボール・マガジン社、1957)
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文化誌研究(総論)・懐疑派による検証・考察その他(文化誌・科学史・社会学・博物学・民俗学・サブカルetc.)
・皆神龍太郎/志水一夫/加門正一『新・トンデモ超常現象60の真相』(上)(下)、(2013年3月21日) |
・初見健一『ぼくらの昭和オカルト大百科 70年代オカルトブーム再考』(大空ポケット文庫、2012年11月20日)
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・ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)『謎解き超常現象 II』(彩図社、2010年5月20日)
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・AIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)『謎解き超常現象』(彩図社、2009年5月)
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と学会著『と学会年鑑KIMIDORI』(楽工社、2009年5月20日)
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・吉田司雄編著『オカルトの惑星 1980年代、もう一つの世界地図』(青弓社、2009年2月)
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・グリニス・リドリー著/矢野真千子訳『サイのクララの大旅行 幻獣、18世紀ヨーロッパを行く』(東洋書林、2009年2月)
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・『新潮45』2008年9月号掲載、原田実「未確認動物の精神史」
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・日本科学史学会生物学分科会編集・発行『生物学史研究』No.80 (2008年9月)2007年12月9日におこなわれた科学言説研究プロジェクト第4回公開研究会「UMAのいる科学史」、およびその成果をまとめたもので、「特集 UMA(未確認動物)のいる科学史(2007年度シンポジウム報告) 」を載せる。同号の掲載論文は以下の通り。林真理「未確認動物の存在論:「UMAのいる科学史」を論じるにあたって」、下坂英「生物学史と「未発見動物」」、伊藤龍平「未確認動物の民俗学へ-『信濃奇勝録』の異獣たち-」、齊藤純「怪獣もいる科学史」、菊地原洋平「西洋における怪物伝統のなかのUMA」。 |
・原田実『日本化け物史講座』(楽工社、2008年2月21日)
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皆神龍太郎、志水一夫、加門正一著『新・トンデモ超常現象60の真相』(楽工社、2007)
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・一柳廣孝編著『オカルトの帝国 1970年代の日本を読む』(青弓社、2006年11月27日) |
・皆神龍太郎、志水一夫、加門正一著『新・トンデモ超常現象56の真相』(太田出版、2001) |
・と学会、山本弘『トンデモ超常現象99の真相』(洋泉社、1997)
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・巽孝之『恐竜のアメリカ』(ちくま新書、1998)
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・森本哲郎『驚異への旅 新撰「世界七不思議」』(文春文庫ビジュアル版、1988)
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・下坂英 杉山滋郎 高田紀代志著『科学と非科学のあいだ 科学と大衆 (科学見直し叢書, 1)』(木鐸社、1992) |
・庄司浅水『世界の七不思議』(現代教養文庫、1969) |
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未確認動物文化一般
・『別冊映画秘宝世界怪獣映画入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) 』(洋泉社MOOK、2013年5月29日)
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・『怪奇・怨霊・宇宙人 衝撃!超常現象映画の世界 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)』(洋泉社MOOK、2010年5月8日)
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・猫柳けいた『UFOとUMA現代神話論』上 (希林館、2002)
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非日常研究会『空想生物の飼い方』(同文書院、1999)
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怪物・モンスター文化一般
・ジョン・ランディス 著、アンフィニジャパン・プロジェクト 翻訳『モンスター大図鑑 SF、ファンタジー、ホラー映画の愛すべき怪物たち』(ネコ・パブリッシング、2013) |
ステファヌ・オードギー 著、池上俊一 監修、遠藤ゆかり 翻訳『モンスターの歴史(「知の再発見」双書)』(2010) |
・クリストファー デル著/ 蔵持 不三也 (翻訳)/松平 俊久 (翻訳) 『世界の怪物・魔物文化図鑑』 柊風舎、2010
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・蔵持 不三也 (監修)/松平 俊久 (著)『図説 ヨーロッパ怪物文化誌事典』 原書房、2005
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・デイヴィッド・ゴードン・ホワイト著/金利光訳『犬人怪物の神話 西欧、インド、中国文化圏におけるドッグマン伝承』(工作舎、2001)
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・斎藤 君子 (著)/スズキ コージ (画)『ロシアの妖怪たち』大修館書店、1999
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・中野美代子『中国の妖怪』 岩波新書、1983
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