- 【単行本】
- ・『中国「野人」騒動記』、大修館書店あじあブックス41、2002
- ・『映画秘宝COLLECTION 映画は中国を目指す—中国映像ビジネス最前線ー』、洋泉社、2015
- ・『中国文化 55のキーワード』(分担執筆)(武田雅哉・加部勇一郎・田村容子編著)、ミネルヴァ書房、2016
- ・『ゆれるおっぱい、ふくらむおっぱい』(分担執筆、コラム「未確認動物〈野人〉のおっぱい」担当)(武田雅哉編著)、岩波書店、2018
- ・『UMA事件クロニクル』(分担執筆、「野人(イエレン)」・「天池水怪(チャイニーズ・ネッシー)(ASIOS著)、彩図社、2018
- ・『中国文学をつまみ食い:『詩経』から『三体』まで』(分担執筆部分、 山海経』,『捜神記』,『聊斎志異』,高行健『逃亡』,コラム「美少女戦士の元祖ー聶隠娘」)(武田雅哉, 加部勇一郎, 田村容子編著)、ミネルヴァ書房、2022
- 【論文(専門)】
- ・「『補江総白猿伝』の成立をめぐる一考察」、『饕餮』第5号(8-29)、中国人文学会、1997
- ・「中国神農架の観光開発ー謎の怪獣“野人”によるプロモーション展開」、『第6回「観光に関する学術研究論文」入選論文集』(20-36)、財団法人アジア太平洋観光交流センター、2000 (同論文は、 日本財団の電子図書館内で、閲覧可能です)
- ・「中国人の“野人”イメージー目撃報告と文学作品に現われた現代の妖怪ー」、『饕餮』第9号(109-138)、中国人文学会、2001
- ・「怪獣とプロパガンダー中国“野人”をめぐる言説に潜む政治と科学ー」、『饕餮』第11号(119-150)、中国人文学会、2003
- ・「姿なき怪獣たちの肖像ー描かれた中国“野人”の想像図を検証するー」、『饕餮』第12号(208ー232)、中国人文学会、2004
- ・「長白山「天池怪獣」の形態学」、『饕餮』第14号(68ー99)、中国人文学会、2006
- ・「一九五〇年代中国の一大風説事件「毛人水怪」ー“野人”騒動前夜の中国に広がった怪獣物語ー」『饕餮』第15号(27ー43)、中国人文学会、2007
- ・「 中国「怪獣文化」の研究ー現代メディアの中で増殖する異形の動物たちー」、『学園論集』第141号(91-121)、2009
- ・「一九八〇年の中国怪獣」『横浜国大 国語研究』第30号、横浜国立大学国語・日本語教育学会、2012年3月
- ・「中華圏SF〈野人〉映画の世界—北京原人と〈野人〉を巡る「現実対虚構」」、『共産圏アニメSF研究会論集』(11−26)、共産圏アニメSF研究会、2017
- 【その他の論文・訳注・資料紹介・書評・エッセイ・創作】
- ・「生めよドラゴンー哀牢国の始祖誕生伝説ー任乃強『華陽国志校補図注』抄訳」、『火輪』第2号、1997
- ・「北京の大熊猫」、『火輪』第3号、1997
- ・「神農架“雑交野人”を追え! その1」、『火輪』第6号、1999
- ・「神農架“雑交野人”を追え! その2」、『火輪』第7号、1999
- ・「神農架“雑交野人”を追え! その3〈完結編〉」、『火輪』第8号、2000
- ・「帰ってきた“野人”2000」、『火輪』第9号、2001
- ・「中華ミステリーショット」、『火輪』第10号、2001
- ・「“野人”図説ー人はどのように“野人”を描いてきたか」、『火輪』第12号、2002
- ・「“野人”図説 II ー漫画や挿絵に描かれた“野人”」、『火輪』第13号、2003
- ・「天池怪獣の首はなぜ長いー現代水棲怪獣の形態学1」「中国の天池怪獣の巻」、『火輪』第14号、2003
- ・「湖のひみつー現代水棲怪獣の形態学2」「ネス湖のネッシーの巻」、『火輪』第15号、2004
- ・「謎の恐竜基地ー現代水棲怪獣の形態学3」「屈斜路湖のクッシーの巻」、『火輪』第16号、2004
- ・「怪獣使いと少年ー現代水棲怪獣の形態学4」「池田湖のイッシーの巻」、『火輪』第17号、2005
- ・「天池怪獣探検隊西へ(前編)ー現代水棲怪獣の形態学5」「天池怪獣“吉利”の巻(1)」、『火輪』第18号、2005
- ・「天池怪獣探検隊西へ(後編)ー現代水棲怪獣の形態学6」「天池怪獣“吉利”の巻(2)」、『火輪』第19号、2006
- ・「水中からの挑戦ー現代水棲怪獣の形態学7ー」「四川省猟塔湖の水怪の巻」、『火輪』第20号、2006
- ・「あなたはだぁれ?〈“野人”図説番外編〉ー“野人”ではなかった「“野人”人相書き」の正体」、『火輪』第23号、2008
- ・「大陸に現れた架空の現代英雄たち【第一回】 中国のウルトラの星(上)―侵略者(?)ウルトラマン―」、『火輪』第28号、2010
- ・「大陸に現れた架空の現代英雄たち【第二回】 中国のウルトラの星(中)―ウルトラ兄弟を超えてゆけ!―」、『火輪』第30号、2011
- ・『包天笑『釧影楼回憶録』訳注第一冊』(*共訳。12、17~20章を担当)、『釧影楼回憶録』訳注プロジェクト(代表者:武田雅哉)、2011年3月
- ・「〈野人〉を夢見た男―連環画になった胡振林の物語」、『連環画研究』第一号、北海道大学連環画研究会、2012年3月
- ・「新中国学のヒント15 中国の怪獣文化」、『東方』376、東方書店、2012年6月号
- ・「中国ウルトラ漫画の世界」、『連環画研究』第二号、北海道大学連環画研究会、2013年3月
- ・「連環画の中の雪男——ふたつの『雪山魔笛』」、『連環画研究』第三号、北海道大学連環画研究会、2014年3月
- ・「連環画の中の雪男2——雪男版スパイ大作戦」、『連環画研究』第四号、北海道大学連環画研究会、2015年2月
- ・「〈野人〉は禁断の果実を食べたのか? —連環画等に見る〈野人〉の腰巻き問題」、『連環画研究』第五号、北海道大学連環画研究会、2016年2月
- ・「中国ウルトラ漫画の世界2—ヒーローたちの電影連環画とフィルムコミック」、『連環画研究』第六号、北海道大学連環画研究会、2017年2月
- ・「異文化への好奇心を育てるもの」、『トンシュエ』第53号(12−13)、同学社、2017年2月
- ・「新世代ナタちゃん、銀幕を大いに閙がす」、『火輪』第38号(50-61)、2017年9月
- ・「消えた怒りの跳び蹴り—ふたつの電影連環画『霍元甲』考察」、『連環画研究』第七号(67-86)、北海道大学連環画研究会、2018年3月
-
・雪男伝説、その足跡の先にあるもの イエティが問いかける「人間の野生
雪男伝説、その足跡の先にあるもの
イエティが問いかける「人間の野生」/『イエティ 雪男伝説を歩き明かす』書評」、『週刊読書人』2019年4月19日号 - ・「ロシアよりアチョーをこめて—カンフー映画連環画に見る西洋人レスラーとの異種格闘技戦 」『連環画研究』第九号(85-110)、北海道大学連環画研究会、2020年3月
- ・「飛碟の夢、未知との遭遇ー1980年代中国のUFO連環画を読む」『連環画研究』第十号(86-107)、北海道大学連環画研究会、2021年9月
- 【商業誌寄稿その他】
- ・「中国は特撮映画がお好き?」、『新世紀特撮映画読本』、洋泉社、2014年12月
- ・「ついに発見!『ゴジラ対メカゴジラ』の可憐な歌姫ベルベラ・リーン登場!!」(*取材協力)『別冊映画秘宝特撮秘宝vol.1 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) 』、洋泉社、2015年5月18日
- ・「検閲制度で規制 中国映画の裏側」(*インタビュー・コメント掲載)、『サイゾー』(特集 中韓エンタメ(秘)大全)2019年8月号
- 【学会発表・シンポジウム・各種研究会発表等】
- ・「中国〈野人〉図像探索」、第57回日本中国学会シンポジウム「北の都の〈幻灯事件〉ー図像・映像による中国探索ー」、2005年10月9日、於北海道大学
- ・「中国の怪獣〈野人〉と〈水怪〉ー現代中国を徘徊する妖怪イメージー」、スラブ・ユーラシア文化研究会「共産圏の日常世界」(中国セクション)、2007年8月4日、於北海道大学スラブ研究センター
- →発表概要は「 中国の怪獣〈野人〉と〈水怪〉―現代中国を徘徊する妖怪イメージ―(報告書)『スラブ・ユーラシア研究報告集1 共産圏の日常世界 科学研究費研究 「スラブ・ユーラシアにおける東西文化の対話と対抗のパラダイム」(2005-2008)成果』(2008)に所収
- ・「〈野人〉vs〈北京原人〉―1970年代中国と香港に蘇った古代怪獣伝説」、第4回共産圏アニメSF研究会、2008年5月30日、於北海道大学
- ・「世界の言語と文化のモザイクを眺める(中国語・中国文化)」、市民公開講座、2011年10月15日、於北海学園 大学
- ・「中国怪獣総進撃―メディアの中の怪獣文化」、北海道大学GCOE総合博物館土曜市民セミナー、2012年1月21日、於北海道大学総合博物館
- *講演の映像は 北海道大学オープンコースウェアで、ウェブ配信中。
- ・「中国に怪獣を探して」、 中国人 文科学研究会8月例会、2012年8月5日、於札幌大学
- ・「漢字の国の不思議な話」、北海学園 大学市民公開講座、2014年7月12日、於北海学園 大学
- ・「中国の異類物語ー動物、妖怪そして怪獣ー」、平成26年度第2期えるのす連続講座〜女性大学〜、2014年11月25日、於かでる2・7
- ・「中国のことばと文化と映画事情」、北海学園 大学市民公開講座、2017年6月10日、於北海学園 大学
- ・「ふたつの電影連関画『霍元甲』考察」、連関画研究会、2017年9月8日、於北海道大学
- ・「中国大衆文化の想像力」、北海学園 大学市民公開講座、2019年6月8日、於北海学園 大学
- ・「中国と怪獣の物語——天池に水怪を追って」、中国モダニズム研究会2019年第1回研究例会、2019年8月23日、於金沢大学(石川四高記念文化交流館)
- ・「中国文学に怪獣を追って—現代に生きる〈野人〉伝説」、 北海学園大学思想史研究会第30回例会、2020年1月24日、於北海学園大学
- ・「中国特撮/アニメ製作の発展とグローバル化 」、日本現代中国学会2020年度関西部会大会共通論題(シンポジウム)、 2020年5月30日、Zoomによるオンライン開催
- ・「大衆文化から見る中国 」、北海学園大学 市民公開講座「世界の言語と文化のモザイクを眺める」 2023年6月24日、於北海学園大学
- 【特撮系同人誌等】
- ・「『金甲戦士』に見えるモノ―中国特撮ヒーローに受け継がれる英雄の魂」、開田裕治編集『特撮が来た』第19号、2009
- ・「『鎧甲勇士』―中国古典と日本特撮の遺伝子たち」、開田裕治編集『特撮が来た』第20号、2010
- ・「中国特撮雑感二〇一〇」、開田裕治編集『特撮が来た』第21号、2010
- ・「中国の怪獣と公害 『金甲戦士』に描かれる環境問題」、鷲巣義明編著『HEDORAH/公害怪獣の映像世界・最終版』、2011
- ・「地震・中国・ウルトラマン」、開田裕治編集『特撮が来た』第22号、2011
- ・「『鎧甲勇士―刑天(上)―夢見る英雄たち」、開田裕治編集『特撮が来た』第23号、2011
- ・「『鎧甲勇士―刑天(下)―宇宙規模の大河ドラマ」、開田裕治編集『特撮が来た』第24号、2012
- ・「二〇一二年の挑発―中国のウルトラマン」、開田裕治編集『特撮が来た』第25号、2012
- ・「巨神戦撃隊—中国版スーパー戦隊登場」、開田裕治編集『特撮が来た』第26号、2013
- ・「中国特撮雑感二〇一三」、開田裕治編集『特撮が来た』第27号、2013
- ・「クリムゾン・タイフーンの宮殿—中国人の観た『環太平洋』—」、開田裕治編集『パシリムが来た!』、2013
- ・「『GODZILLA ゴジラ』感想」、開田裕治編集『特撮が来た』第28号、2014
- ・「米製ゴジラ、大陸上陸」、開田裕治編集『特撮が来た』第28号、2014
- ・「萌えよゴジラーー中国人の見た『GODZILLA ゴジラ』」、開田裕治編集『特撮が来た』第29号、2014
- ・「中国特撮雑感二〇一五上半期」、開田裕治編集『特撮が来た』第30号、2015
- ・「中国特撮雑感二〇一五下半期〜中国怪獣映画の目覚め」、開田裕治編集『特撮が来た』第31号、2015
- ・「長城に阻まれた巨人の進撃」、開田裕治編集『特撮が来た』第31号、2015
- ・「上海ユナイト—『劇場版ウルトラマンX』私的中国ロケ日記、開田裕治編集『特撮が来た別冊 ウルトラマンX』、2016
- ・「中国特撮雑感二〇一六—シン・ゴジラは大陸を目指すか」、開田裕治編集『特撮が来た』第32号、2016
- ・「『ウルトラマンオーブ』とSSP〜怪獣とUMAの間に」、開田裕治編集『特撮が来た別冊 ウルトラマンオーブ』、2017
- ・「「怪獣襲来・台北」潜入紀/中国特撮雑感二〇一七」、開田裕治編集『特撮が来た』第33号、2017
- ・「『ウルトラマンジード雑感——胸に輝く小さな星に、ぼくらの願いが宿る時」、開田裕治編集『特撮が来た別冊 ウルトラマンジード』、2018
- ・「中国特撮雑感二〇一八」、開田裕治編集『特撮が来た』第34号、2018
- ・「怪獣王の物語に見える「中国要素」——雲南モスラとチャン・ツィイー」、開田裕治編集『特撮が来た別冊 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、2019
- ・「中国特撮事情二〇一九」、開田裕治編集『特撮が来た』第35号、2019
- ・「生まれた星は違っていても……『ウルトラマンタイガ』と異星人との日々」、開田裕治編集『 特撮が来た別冊 ウルトラマンタイガ』、2020
- ・「中国特撮事情二〇二〇〜二一 コロナ禍のゴジラにコングにウルトラマン 」、開田裕治編集『特撮が来た』第36号、2021
- ・「『シン・ウルトラマン』雑感—「外星人」をめぐるあれこれ 」、開田裕治編集『 特撮が来た別冊 シン・ウルトラマン』、2022
- ・「中国特撮事情二〇二二」、 開田裕治編集『特撮が来た』第37号、2022
- ・「『シン・仮面ライダー』雑感 」、『 特撮が来た別冊 シン・仮面ライダー』、2023